【川崎大師の風鈴市】風鈴が涼しく感じるのは医学的根拠があった!

猛暑を少しでも快適に過ごすためのエコグッズ「風鈴」

今年の夏も猛暑が続くと予想される。

「早く、秋にならないかな…」と、今から思う今日この頃。

エアコンや扇風機の不自然な風があまり好きではない私は、文明の利器を使わず、

少しでも涼く夏を過ごす方法はないものかと考えました。

そこで思いついたのが「風鈴」

くぐみ

なんか、いかにもババくさい思考ではないかしら?

それはそうと、だったら100均の風鈴じゃなくて、もうちょっと立派な風鈴を楽しみたいと思いまして探しに行きました。

向かったのは第28回川崎大師の風鈴市


この風鈴市は1996年から始まり、今年で28回目だそうです。

全国から800種類、20000個の風鈴を集めての開催です。

写真もたくさん撮って来ました。見ているだけでも涼しいので、是非。

この記事の内容

・風鈴の起源 風鈴は占いの道具だった
・なぜ、風鈴は涼しく感じるのか
・2023 川崎大師「風鈴市」の様子
・私が買った風鈴2個とは

選べる目次

風鈴の起源 風鈴は占いの道具だった?

風鈴の起源は中国。唐の時代(618~907年)に、竹林に吊り下げていた青銅製の風鐸(ふうたく)が始まりとされています。

当初は、その音の鳴り方によって物事の吉凶を占う「 占風鐸 せんぷうたく 」の道具でした。

それが仏教と共に日本へやって来て、お寺の屋根に吊り下げるようになったそうです。

そして、風鐸が鳴ってる間は災いが起こらないと伝わり、平安・鎌倉時代になると、

貴族が魔除けとして家の鬼門に吊るすようになったという。

風鐸(ふうたく)というのは、これの事↓

https://takimotobukkodo.co.jp/column/%E9%A2%A8%E9%90%B8

この頃は今のような涼しげな音とは程遠く、ガラガラとした音だったとか。

やがて陶器やガラス、鋳物でも作られるようになり、

音色も変化して行き「夏の風物詩」として定着したとのことです。

なぜ、風鈴は涼しく感じるのか

風鈴が鳴るという事は、風が吹いているという事。

そのことから、「音=風=涼しい」と認識した脳が末梢神経に伝達することで、

体の表面温度が2~3℃下がるんだそうです。

また、風鈴の奏でる音により、自然な風のリズムを感じた脳派はアルファ波を誘発し、

リラックス効果をもたらします。

「小川のせせらぎ」「葉っぱの揺れる音」「小鳥のさえずり」と同じような「癒し」を感じ、

それが「心地よい=涼しい」となるらしい。

2023.7 川崎大師 風鈴市

「風鈴市」なるものに行ったのは初めて。

一人で行ったのですが、とても楽しめました。

京浜急行「川崎大師」下車。

川崎大師に向かって歩いています。

お天気に恵まれました。恵まれすぎて暑いです…汗

駅からは徒歩8分で到着予定。

川崎大師の名物「久寿餅くずもち」

黄色いだるまさんが印象的。

美味しいんですよね、美味しいんですけど、買いませんでした。

風鈴市の、のぼり旗が見えてきました。

もうすぐですね。ワクワク、楽しみ~

まっすぐ歩いて行ったら、大鳥居にぶち当たりました。

ここを右折すれば川崎大師に行けるんですね。

とっても分かりい道順で、大の方向音痴の私でも迷いませんでした。

大鳥居を右折した瞬間、目の前に商店街が現れました。

まるで、タイムスリップしたかのよう。懐かしい風景が広がっていました。

だるまと一緒に風鈴が売られています。川崎大師ならではの光景。

無事に、川崎大師に着きました。平日なので空いています。

空がとっても綺麗です。早速、風鈴を見て回りました。

手毬付きの風鈴。初めて見ました。存在感が半端ない。デカイです。

川崎大師と言えば、だるまさん。

だるまの風鈴=川崎大師。

美濃焼の風鈴。こんなのもあるんですね。

音色がとても魅力的でした。2900円。

猫のような形に、金魚の絵柄。2500円。カワイイ系の風鈴。

この風鈴の色、大人っぽくてとても良かった。

もちろん、お高かった(笑)

色も、形も、音も、全て良かったこちらの風鈴。

当然、手作りの一点もの。

予算オーバーすぎて、またまた買えませんでした(泣)

あんな所にも、風鈴がズラリと一列に並んでる。

可愛い~~

一人で心行くまで見て回り、1時間くらいブラついた。

友達と行くより、私は一人の方が良いな。

全く気を使わなくてイイんだもんね。

好みはあるけれど、私の場合は、風鈴を音で選ぶなら、鋳物や鉄などの金属製の方に軍配が上がる。

何しろ余韻がスゴイ。どこまでも澄んだ音が続く。

一方、ビジュアルで選ぶなら、ガラス製の方が絶対に好み。涼しげな上に華がある。

両方を兼ね備えている風鈴、勿論あります。

けれど、お値段がめっちゃ張るのです‼


手作り・一点ものは、1万円以上が当たり前の世界でした。

商店街の中で売っている大量生産系の風鈴は、800円~ありました。

それも可愛かったし、良い音だったので、つい手が出そうになりました。

ただ、わざわざ「風鈴市」を目指して行ったのは、普段は見ることのない手作りのチョッと良い風鈴を買うため。

なのでそこで買うのは我慢して、境内の方を入念にチェックして回りました。

迷いに迷って、購入した風鈴2個

どれも素敵な風鈴で、この中から2個だけ選ぶのは本当に大変な作業でした。

予算は1個3000円以内。

「音色重視」か、「見た目重視」か。

これが問題。一番の悩みどころだった。

結局、自宅用は「音色重視」、プレゼント用には「見た目重視」で選びました。

ひとつ目は鋳物の風鈴【自宅用】

「小田原鋳物風鈴」富士山の形。音色が最高でした。

下記のサイトで音が確認できます。

https://nozawasakuzo.com/blog/401/ 
出典:「野澤作蔵商店オフィシャルブログ」小田原鋳物風鈴をご紹介!

ふたつ目はガラスの風鈴【プレゼント用】

ガラス製「みなかみ風鈴」(群馬県)

とにかく綺麗でカワイイ風鈴で気に入りました。

まとめ

【 風鈴について分かったこと 】
  • 風鈴は元々は、占いの道具だった。
  • 風鈴の素材は「ガラス」「鋳物」「鉄」「陶器」がある。
  • 余韻が長く残るのは、鋳物・鉄製の風鈴。
  • 涼しそうに見えるのは、ガラス製の風鈴。
  • 手作りの風鈴は、思っていたより高価である。
  • 風鈴の音は実際に体の表面温度を2~3℃下げる。

初めて行った「風鈴市」とっても楽しかった。


ここは風鈴を売っているだけじゃなくて、古くなったり壊れた風鈴を納める「風鈴納め所」が設置されていました。

集められた風鈴には『納め風鈴法楽』という供養が行われるそうです。

くぐみ

風鈴に感謝の気持ちを込めるなんてステキ

また行ってみたいと思います。

くぐみ

最後までお読みくださり有難うございます。
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