【高級介護施設】残念な食事、うちの晩ごはん

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介護施設の残念な食事

介護施設の厨房で働いていて思うのは、

どんなに素敵ご飯でも、冷めてしまっては美味しさ半減だということ。

職場は50人ほどの施設、食事の時には一斉にホールに集まる入居者さんたち。

その時の介護職員の数は10名ほど。

自力で歩ける人は1/3くらいで、あとは介助が必要な方や、車いすの方。

全員を席に付かせ、水とお茶を配り、必要な人にはエプロンをかけたり服薬したりと、食事前の準備に時間がかかる。

その間にも、あっちから呼ばれたり、奇声を発する人をなだめたり、認知症で歩き回る人を戻したり、忙しそう。

そして、やっと配膳が始まる頃には、食事はもう冷めているのです。

厨房としては、温かいものは温かく、冷たいものは冷たいままの食事を提供したいので、

ギリギリまで保温庫や冷蔵庫に入れておくのですが、毎回、その努力は報われず。

ベテランシェフが作った美味しい食事は、いつも残念は状態で入居者の元へ運ばれます。

麺類が最悪

特に、麺類が最悪。

うどんや蕎麦が伸びちゃって、その上、乾いてる。

くぐみ

これは酷すぎやしませんか…

温かいものほど、つゆの蒸発が早いから、汁から上に出ている麺の一部が乾いちゃって変色し始めてる。

それじゃ余りにも酷いので、時間があればつゆを足すのだけれど、

職員さんが急いで持って行ってしまうと、それも出来ず終いに。

ラーメンもしかり。

介護施設でも、ラーメンが出される時があるのですが、のびのびで…。

あれじゃ、美味しくないだろうなーと思いながら、眺めているワタシです。

当然、苦情も来る

「食事が冷たい」と、やはり苦情が来る時がある。

そりゃそうだろうね、美味しくないもん。

だけど、厨房にそれを言われても、どうしようもない。

こちらとしては、決まった時間に温かい食事を提供している。

問題は、配膳。

いつも、配膳が遅いんです。

だから冷めちゃう。

苦情が来た翌日は、さすがに職員さんも頑張って、配膳が早い。

普段はいない施設長も総出で配膳する。

でも、それも、残念ながら続きません。

翌週には、また、冷めた食事に後戻り。

せっかくの黒毛和牛も台無しで、本当に残念で仕方ありません。

改善策は…

これはもう、温冷配膳車を使うしかないでしょうね。

入所に数千万円かかる高級介護施設なんだから、買えるんじゃないかと思うけど。

それか、介護職員を増やすか。

厨房的には、何も改善の余地はないと思います。

うちの晩ごはん

縞ホッケの干物定食。

いい塩梅の美味しいホッケでした。

もちろん、焼き立ての熱々をパクパク。

やはり、食事は温かくないと美味しくない。

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