
ポリエチレン樹脂の抗菌まな板から木製まな板へ
ず~っと、何十年もの間、ポリエチレン樹脂の「抗菌まな板」を愛用していたワタシ。
「抗菌」という文字に惹かれ、

これなら衛生的で、間違いないはず
と、一度も迷うことなく、このポリエチレまな板を使い続けてきました。
このまな板は、消耗するとササクレが出来る。
そうなった時、いつもだったら何も考えずに、

そろそろ買い替え時ね
と思う私の頭に、ふと、疑問が湧いたのです。
「このササクレが、料理の中に混ざってしまうことは無いのだろうか?」
で、いろいろシミュレーションしてみた結果、
「そういうことも十分あり得るよね」
と言うことに。
「今更、なにを!」
なんだけど、そうとなったら、もう抗菌まな板は使いたくなくなっちゃって(笑)

ならば、次は木のまな板を買おう
そういうわけで、木製まな板について調べてみました。
- 木製まな板のメリット・デメリット
- 私が買った木製まな板
木製まな板のメリット7つ
私が思う、木製まな板のメリットは7つあります。
① 包丁に優しい
木の弾力性により、食材を切った時の刃当たりが柔らかいので、包丁の切れ味の良さが長続きする。
② 安全に切れて疲れにくい
食材が滑りにくいので安定感があり、切りやすく、手が疲れにくい。
(千切りをすると、その違いを感じます)
③ 寿命が長い
樹脂のまな板の寿命は、半年~1年程度。
木製まな板の寿命は、5年以上と言われています。
④ 切る音が良い
食材(特に野菜)を切るたびに「トントントン…」と小気味よい音が響き、料理が楽しくなる。
⑤ 抗菌作用がある
檜やヒバは、抗菌作用がある。
⑥ 料理が楽しくなる
見た目の可愛さ、あたたか味が、料理をすることのモチベーションを上げてくれる。
⑦ 環境に優しい
天然素材なので、エコロジー。
木製まな板のデメリット6つ
逆に、木製まな板のデメリットは6つあります。
でも、対策もあるので大丈夫。
① 値段が高い
樹脂製まな板に比べれば、値段がお高い。
対策:その分寿命が長い
② 匂いが付きやすい
乾いたまま使用すると匂いが付きやすい。
対策:濡らしてから使う
③ カビやすい
濡れたままにしておくと、カビが生えやすい。
対策:使った後は仕舞い込まず、見えるところに置いて乾燥させる
④ 反りや割れが発生
材質により、板厚不足や張り合わせた板だった場合、反りや割れが生じることも。
対策:固い木材なら板厚は2.5cm以上、接合されていない一枚板のものを選ぶ
⑤ 手入れが面倒
不衛生になりやすい、と思われがちですが…。
対策:樹脂製まな板と同じように洗剤で良く洗い、熱湯消毒すれば問題ない
⑥ 重い
樹脂のまな板より重さがある。
対策:小さいサイズでOK!
私が購入した「木製まな板」
色々調べて検討した結果、購入したのはこのまな板

天然木の一枚まな板
- 【耐久性と傷に強い】このまな板は、継ぎ合わせではなく、一枚の無垢材から切り出して研磨して作られているため、切り傷が目立たなく,傷に強い,割れが生じた場合、返品・交換対応。
- 【天然実木 抗菌・防カビ】天然南米ゼブラウッド精選し、堅固な素材と高い密度を持つ,天然の抗菌性を備えており、塗料を含まず、化学品を含まず、天然木目、抗菌、カビない。

取っ手があるので、すごく扱いやすくて便利。しかも、可愛い。

しっかり厚みがあるけれど、サイズが小さめなので、重いと感じたことはありません。

使用後は良く洗い、このように立てかけて置けばすぐに乾くので、カビる心配はゼロ。
可愛いまな板なので、出しっぱなしでもキッチンに良く馴染みます。

まとめ
- 包丁に優しい
- 安全に切れて疲れにくい
- 寿命が長い
- 切る音が小気味良い
- 抗菌作用がある
- 料理が楽しくなる
- 環境に優しい
- 値段が高い(対策:その分寿命が長い)
- 匂いが付きやすい(対策:濡らしてから使う)
- カビやすい(対策:使った後は仕舞い込まない)
- 反りや割れが発生(対策:板厚2.5cm以上、一枚板のものを選ぶ)
- 手入れが面倒(対策:樹脂製まな板と同じ)
- 重い(対策:小さいサイズでOK!)
このまな板は本当に使い心地が良くて、とても気に入っています。
不思議なことに、このまな板に変えてから、料理が更に楽しくなりました。
もっともっと早く、木製まな板にしておけばよかったな~と思うほどです。