【固定費の削減】車をカーシェアにして年間47万円の節約に成功！

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自家用車からカーシェアへしてみた結果

生活スタイルの変化に伴い、自家用車が必需品では無くなった我が家。

維持費がかかる車を手放しカーシェアにしたところ、毎月の出費が 約３万５千円も減り、

保険や税金などを含めると年間で約４７万円の節約になりました。

これって凄いですよね！けっこうな金額です。固定費の削減は継続的だから節約効果は大きいです。

でも、ずっとあった自家用車を手放す決断をするにはだいぶ悩みました。

本当に車が無くても大丈夫なのかという心配がなかなか消えなくて。

対策として、カーシェアを検討してみました。

こんな疑問を色々調べて、たくさんシミュレーションました。

そして、やっと決心がついて車を手放した結果は

何がどう良かったのか、詳しく記事にまとめました。

車を手放したキッカケ（読み飛ばしてOK）

車を手放したキッカケは、親の介護が終わったことです。

隣の区域に私の実家があって、そこで両親が二人で暮らしてました。

年々、身体が不自由になる両親を介護をするために軽自動車で片道30分の距離を頻繁に通ってた。

足の悪い父を病院へ連れて行くには車が必要だったし、急な呼び出しにも即対応できるように、

駐車場の無い我が家でしたが月極駐車場を借りて車を所持していました。

そんな生活が13年続きましたが、私の通い介護だけでは生活がままならなくなってきた両親。

ついに兄夫婦と同居することになり、ウチの車も必要となりました。

介護以外、日常の買い物やお出かけにも使っていた車だけれど、無ければ無いで何とかなりそうなので、

維持費の高い車は手放す方向で検討しはじめました。

車を手放して入ってきたお金

迷いに迷って車を手放すことに決め、要らなくなった自家用車と月極駐車場を処分すると、予想外のお金が入ってきました。

車はディーラーに買い取ってもらった

車には直していない凹みや傷があった上、走行距離もそこそこ行っていました。

それでも長年付き合いのあるディーラーの担当者に相談したら、すぐに買い取ってくれることに。

車検が１年ほど残っていたのが救いでした。

査定の結果、６桁で売れました。有難かったです。

あの状態の車にこれだけ値段が付くとは思ってもいなかったので、正直、驚きました。

月極駐車場を解約して敷金が戻った

借りていた駐車場を解約しました。

13年借りていた駐車場、ざっと計算したら、計 234万円も支払ってた！

解約手続きに行った際、不動産屋さんに言われました。

確かに‼
それは言われなくても分かってる。

月極駐車場は月単位の契約なので、途中解約しても日割り計算はしません。その代わり、敷金が戻ってきた。

敷金を払ったことをすっかり忘れていたので、予期せぬ返金は嬉しかったです。

自家用車がないメリット6つ

車を手放したことで６つのメリットがありました。

①～④ 駐車場、ガソリン、保険、税金が不要に

結果、年間：約４７万円の節約になりました。

それに、ガソリン代高騰のニュースにいちいち頭を抱えることもなくなった。

⑤ 洗車・メンテナンスに費やしてた時間、お金、労力が不要に。車検代も無

洗車のために半日使うことも無くなったし、季節に合わせてタイヤ交換をする手間も時間も要らなくなりました。

定期的に必要なオイル交換も、結構な出費になる車検も不要になった。

⑥ 足代わりに利用されることが無くなった

「チョッと車で○○へ連れてってょ」と、友達や親戚から都合よく使われることがなくなり、

無駄な時間とストレスが無くなりました。

自家用車がないデメリット３つ

反面、車を手放したことで３つのデメリットがありました。

① いざという時に、サッと動ける足が無い

自家用車がなくなることで一番心配したのは、いざという時に、サッと動ける足が無くなるということでした。

例えば、家族の病気やケガで急いで病院へ行きたい時や、車でしか行かれない急用が出来た時など。

タクシーだとすぐにってわけにもいかないし、遠方だと料金がかかりすぎる。

② 必要な時は車を借りなければいけない

家族旅行やドライブ、ちょっと遠くへ外食しに行くにも、車が要るときは借りる手間が発生しするようになりました。

③ 遠くまで買い物に行けなくなった

コストコやホームセンターなど、行きたい時には一人で行ってまとめ買いをしてたのが出来なくなりました。

カーシェアを契約したメリット１2

車がないデメリット解消のために、カーシェアを契約しました。

私が考えるカーシェアのメリットは以下の12。

① どこのカーステーションからでも借りられる

最寄りのカーステーシからでも、出先にあるカーステーションからでも、

とにかく全国どこのカーステーションからでも車を借りることが出来ます。

これなら車の無い生活で私が一番心配していた「いざという時の足が無い問題」も何とかなりそう。

② 利用方法が簡単

レンタカーのように、受付で書類を書いて身分を証明して…という作業は要りません。

スマホさえあればOKです。

③ 短時間でも利用可能

ウチで契約しているカーシェアは、最短１５分から利用することが可能です。

時間や距離のプランはカーシェア会社によって異なります。

④ ６～７時間内の利用なら、レンタカーより安い

6～７時間内の利用なら、レンタカーよりカーシェアの方が安いです。

料金プランは各社ごとに違うので断言はできないけれど、短時間の利用ならカーシェアがお得な傾向。

⑤⑥ ガソリン代は不要

カーシェアは別途ガソリン代が要りません。利用料金にガソリン代が含まれています。

また、車の返却時に満タンにする手間もナシです。

⑦ 禁煙車を選べる

これ、大事ですよね。煙草臭い車内に閉じ込められるのはゴメンです。

ちなみに、ペット可の車を選ぶことが出来るカーシェアもあります。

⑧⑨⑩⑪ 維持費、保険、メンテナンス、駐車場代が不要

車にかかる諸経費は一切ありません。

⑫ 憧れの車、キャンピングカーに乗れるかも

ベンツ、BMWなど人気の外車や憧れの高級車、キャンピングカーなどを提供しているカーシェアがあります。

自分で買うのは現実的ではないけれど、一度は乗ってみたかった車に乗れるかもしれません。

カーシェア会社によって、車のラインナップ傾向に特徴があります。

カーシェアとレンタカー、お得なのはどっち？

私が調べてみたところでは、

・短時間の利用だったら、カーシェア
・７時間以上の利用だったら、レンタカー

こういう結論に至りました。

細かく計算してみたけど、結局、大して変わらない。一長一短というか。

利用する店舗によって違うので、貴方の使うカーシェアとレンタカーで試算してみてるが一番の正解です。

カーシェアのデメリット４つ

便利なカーシェアにもデメリットはあります。

① 借りたい時に、借りたい車が無い

緊急でカーシェアを利用したい時に、借りたい場所に借りたい車がないことがあります。

そういう時に備えて、月会費無料のカーシェアを複数契約しておくのも一つの方法。

② 長距離だと割高になる

長距離の利用では距離料金というのがかさんでしまって、レンタカーの方がお得に借りられる場合があります。

③ 利用しなくても月額基本料がある場合もある

月会費が無料のところと、車を利用しなくても毎月基本料金がかかるところがあります。

基本料金がかかる代わりに他の料金設定がお得だったり、何かしらのメリットがプラスされていたりします。

④ 車内の清掃状況

車は定期的に清掃されているとはいえ、衛生面は気になるところですよね。

幸いなことに、私は今まで汚い車に当たったことはありません。新車同様のこともありました。

一度だけ、空のペットボトルが放置されていたことがあったけど、今のところはそれだけです。

まとめ　

結局、カーシェアにして本当に残念だったのは、車での買い回り＆まとめ買いが出来なくなったことくらい。

車って、2週間くらい動かさないでいるとバッテリーが上がってエンジンが掛からななくなる。

それを避けるために、用事もないのに毎週車で近所を一回りしている知人がいます。

しかもその知人は月極駐車場利用者なので、余計なお世話と承知の上でカーシェアを薦めてみたのですが、

首を縦に振りませんでした。

「わナンバーの車に乗るのは恥ずかしい」って言うんです。

今はそんな時代じゃないのに、と思ったけど、人それぞれなので何とも言えません。

そう言ったこだわりが無くて、

こういう状況ならカーシェアを検討してみるのもアリと思う。家計に嬉しい効果が期待できます。

カーシェアは入会も退会も簡単なので、

カーシェアにする人は年々増えているそうです。実際、利用してみたらそれも納得できました。

いつまで車を運転できるか分からない私のようなシニア世代には、

要らなくなったらスグにポイ出来るカーシェアは気楽でいいのです。

くぐみ

これも終活のひとつね