
野菜をどこで買っていますか?
食費が、なかなか減らない貴方へ
今日、近所の八百屋さんで買った野菜たち。安くて新鮮。美味しそう

・ブリッコリー 198円
・小松菜大入り 138円
・ほうれん草 100円
・トマト5コ 250円
・大根半分 120円
・長ネギ5本 169円
・レンコン 138円
以前の私は野菜でも何でも、ほとんどの食材はスーパーで買っていた。
特売品を中心に、その日安い野菜とお肉を買ってから献立を考えるタイプ。
ところがこの物価高の昨今、安い野菜がなかなか見当たらなくなった。特売品でもそれほど安くなってない(泣)

今日は買える野菜がないわ…
そんなスーパーからの帰り道、今まではスルーしていた八百屋さん、買い物客で賑わっているのが目に入った。
店頭の値札を見て「あら、安い
」と気がつき、それから野菜は八百屋さんをメインに買うようになりました。


スーパーの特売の方が安い場合もあるので両方見ながらだけど
街の八百屋さんはなぜ安いのか?
気になって調べてみました。
- 八百屋さんの野菜が安い理由4つ
八百屋さんの野菜が安い理由4つ
- 仕入れが違う
- 人件費・宣伝費が安い
- 規格外の野菜、豊作すぎた野菜の安売りが可能
- 八百屋さん同士の情報網がある
① 仕入れが違う
- 八百屋さん:飲食店に卸すため、大量に仕入れる
- スーパー:品揃えが決まっているので高くても仕入れる
スーパーも八百屋さんも市場で仕入れるのは同じだけれど、量が違う。
八百屋さんは飲食店に卸すため、大量に仕入れるので単価が安い。それを店頭にも並べるから安くなる。
注文品以外は、高値の時に無理して買わないので店頭にも置いてない。
一方、スーパーは野菜担当のバイヤーが仕入れ、各店舗へ分配。
大量に仕入れればその分安くなりそうに思うけど、農作物の価格は天候と需要に左右されるので、仕入れ日が高値の日に当たればそうもいかない。
高くても、ある程度の品数を売り場に並べないといけないスーパーでは仕入れるしかなく、販売価格も高くなる。
また、特売の予定も決まっているため、事前にその品を確保しておく必要があり、高くても買い付けないといけない。
② 人件費・宣伝費が安い
- 八百屋さん:個人商店は人件費少なめ、宣伝費ほぼ無し
- スーパー:多くの人件費と、広告宣伝費が必要
八百屋さんは少人数の個人商店が多く、人件費は少ない。
広告も出さないので宣伝費も不要。
一方、スーパーは沢山の人の働きで成り立っていますから、人件費は高い。
広告も出すので宣伝費も必要。
他に、大量の品を輸送する費用や保管する費用もかかり、それらの費用が商品に上乗せされます。
③ 規格外の野菜、豊作すぎた野菜の安売りが可能
- 八百屋さん:規格外、豊作すぎた野菜も販売
- スーパー:一定の基準が決まっていて、形や値段に限度がある
八百屋さんでは、形が不揃いな野菜を安く仕入れて売ることがあります。
また、捨てるほど豊作すぎた野菜をとても安価で売ってくれることも。
一方、スーパーでは基本的に規格外の野菜が店頭に並ぶことはない。クレーム対策です。
それとスーパーは最低価格が決まっていて、どんな場合でもそれ以上安くすることはでいないそうです。
④ 八百屋さん同士の情報網がある
- 八百屋さん:八百屋さん同士や仲卸との有益な情報交換が行われている
- スーパー:バイヤーは変わることもあるので、つながりに差がある
個人経営が多い八百屋さんならではの付き合いがあったりで、市場内での情報網が発達している。
「今日は○○が安い」「○○の品が良い」など、掘り出し物情報が入ってきたりすると、回りまわって消費者に還元される。
スーパーの場合、野菜担当バイヤーが変わることもあるので、どこまで情報が行き渡るかわからない。
まとめ
- 安くて良いものを少量から仕入れることができる
- 人件費、宣伝費が安く抑えられる
- 規格外野菜、豊作すぎ野菜の販売が可能
- 八百屋さん同士の有益情報網がある
八百屋さんで買うメリットは安いだけではありません。
野菜が新鮮で美味しいんです。それに、スーパーでは売っていない野菜が並んでいたりします。
お店の人と顔見知りになると、今日おすすめの野菜や調理方法まで教えてくれることもある。
ただ、品物を選ぶ時には少しだけ気遣いが必要かも。
積んである野菜を下の方から引っ張り出したり、きちんとに並べてあるものを乱すのはいかがなものかと思います。
スーパーで、野菜選びに余念がなく素手で触りまくってる人いますよね。
それを八百屋さんでやっちゃうのはマナー違反のような気がしています。
個人商店ではきれいに買い物して気持ち良く去るのが私の理想。



選ぶのはいいけど、ほどほどに…